映画「闇金ウシジマくんPart2」(山口雅俊監督)の公開記念舞台あいさつが17日、東京・六本木のTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた。ヤミ金融をめぐり、クズな人間たちが織りなすコメディーで、ヤミ金業者の社長を演じる山田孝之(30)や、綾野剛(32)菅田将暉(21)らが出席。作品にちなんで、自分のクズなエピソードを披露した。

 先陣を切ったのは、「においフェチ」を自称する崎本大海(27)だった。手に付いたペットのふんの臭いを思わずかいでしまうくせを明かし、自らを「クズというよりウ○コ」ですと自虐した。

 菅田は中学校時代、コンセントにピンセットを突っ込んだという、危険すぎる過去を告白した。「(学校が)真っ暗になって、ピンセットがこの世からなくなった。いつの間にか泣いている自分がいた」。すると、山田も「ビリビリとかバチバチじゃなくて、ドカーンなんだよね」と、似た経験があることを明かした。さらに綾野まで「俺はコンパスで…」と乗っかった。山田が「ある程度、電気を食らうとこう(3人のように)なります」と笑わせると、やべきょうすけ(42)から「危険ですから、みなさんはやめて下さいね!」と制止された。

 山口監督から「クズの頂点」に認定されたのは、山田だった。山田は前日、深夜4時まで酒を飲んでいたという。「『今日、舞台あいさつだけだしな…まぁいっか』って。社会の中で生きている人たちからすると、午前中から仕事で人前に立つのに、中継もありマスコミも入るのに、あまり寝ないで酒を飲んでいる人って『クズ』とか言われるんだろうなあ」。ただ、「直す気はないです。ちゃんと仕事できてるし」と、これからもオレ流を貫くことを宣言した。

 ほか門脇麦(21)高橋メアリージュン(26)が登壇した。