一昨年いったん幕を閉じ、吉本興業などが中心になり復活させた「京都国際映画祭」が16日、開幕し、祇園甲部歌舞練場でオープニングセレモニーが行われた。19日まで。

 古都らしい純和風な室内に、約50メートルのレッドカーペットが敷かれ、発足に携わった俳優津川雅彦(74)、80年代の主演映画が上映されるロック歌手内田裕也(74)らが出席した。

 同映画祭で先行上映される「at

 Home」(来春公開予定)から、竹野内豊(43)松雪泰子(41)らもレッドカーペットを歩き、夜には、近くのよしもと祇園花月で、上映前の舞台あいさつも行った。

 同作は血のつながりがない“家族”が、ささやかな幸せを守ろうと奮闘する物語で、竹野内は「家族の形に正解はなくて、血縁はなくても、家族の絆や深い愛情を築けるんだと感じてもらえると思う」と語った。

 竹野内自身は「両親に幸せに育ててもらってきたので、この作品を経験して、家族って何だろうな。血縁って何だろうなって、すごく感じた」とも言い、映画を通じて、家族のありがたみ、平凡であることの幸せを感じてもらえるよう呼びかけた。

 また、松雪も「台本を読んだ段階で、行間にある温かさを感じ、美しい作品だと思った」と話していた。