タレント長原成樹(43)が29日、大阪市内で、初著書「犬の首輪とコロッケと~セキとズイホウの30年~」(1260円)のサイン会を開いた。やんちゃながらも、父への愛情に感謝しつつ成長した自分を題材に創作した私小説で「悪さばっかりしてたけど、親がおるから今の僕がいる。それだけは分かってた。今、親を殺す子供もおるけど、信じられん」と熱い一面も。

 長原が30歳の時に父は亡くなっており、数年前から執筆準備に入っていたという。「(ホームレス中学生映画化の麒麟)田村より全然前から。あいつ、主演小池徹平って、絶対おかしい!

 貧乏くささないもん…でもうらやましい」と、長原も映画化を切望。「(パッチギ!で縁のある)井筒監督に撮ってもらいたい」と話していた。