織田裕二(40)が、7月スタートのフジテレビ系ドラマ「太陽と海の教室(仮題)」(月曜午後9時)で熱血教師役を演じる。月9枠での、学園ドラマは「学校へ行こう」以来17年ぶり。学園ドラマ出演は織田にとって、ドラマ初主演のNHK「十九歳」以来19年ぶりだ。湘南の偏差値至上主義の有名進学校を舞台に、生徒と真正面から向き合う“教師バカ”桜井朔太郎を演じる。

 織田は「僕の学生時代を知っている人は、え?

 と思うかもしれないですけど(笑い)。今からワクワクドキドキしています。一風変わった、ちょっとおもしろい先生。僕にとって地元の湘南の海を舞台に、個性豊かな生徒たちと、はじけた楽しいドラマをお届けします」。村瀬健プロデューサーは「最近の子供は夢がないと言われますが、その責任の一端は大人たちにあるのでは。高校2年が終わったら高校生活に別れを告げ、最後の1年間は『受験生』という別物になってしまう。偏差値至上主義、受験重視の名門校はいいのかという疑問を、主人公の力強く突き抜けたキャラクターを軸に、明るくコミカルに描きたい」と話した。

 織田の教え子役には、若手に実力派がそろった。「花ざかりの君たちへ~イケメン♂パラダイス~」の山本裕典(20)岡田将生(18)に「ライフ」の北乃きい(17)。ほか吉高由里子、谷村美月、浜田岳、鍵本輝、冨浦智嗣ら。村瀬プロデューサーは「等身大の悩みをきちんと芝居で表現できる人をポイントにキャスティングしました」。