大竹しのぶ(51)主演のこまつ座公演「太鼓たたいて笛ふいて」(21日~12月20日、演出栗山民也)の公開げいこが20日、東京・新宿の紀伊国屋サザンシアターで行われた。「放浪記」で知られる作家林芙美子の半生を描いた井上ひさし氏の音楽評伝劇で、02年の初演で大竹は読売演劇大賞・最優秀女優賞を受賞した。4年ぶり再々演で、大竹は「自然に演じることが目標。一生懸命だけど力を抜いて、そこに林芙美子という人がいる、と感じていただきたいと願っています」。