宮藤官九郎(38)脚本、いのうえひでのり氏(48)演出、古田新太(43)堤真一(44)主演のいのうえ歌舞伎「蜉蝣(かげろう)峠」(3月13日~4月12日、東京・赤坂ACTシアター)の会見が14日、都内で行われた。

 時代劇初挑戦で日本史の勉強から入ったという宮藤は「スペクタクルレスの活劇で、古田さんをいいやつ、堤さんを悪いやつにこぢんまりとした話にした」と説明。古田は「つかみどころのない役。ト書きに高岡早紀ちゃんと『子供らしいせっぷん』とある場面にかけたい」と言えば、堤も「脚本を読んで大笑いした。やったことのないことをやることに対しショックがある」と複雑な表情で、前日にけいこに備えて走り込んだ直後に肉離れしたことを告白した。

 [2009年1月15日8時14分

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