SMAP中居正広(36)が5年ぶりに連続ドラマに出演する。4月スタートのフジテレビ系“月9(ゲツク)”枠の連続ドラマ(タイトル未定、月曜午後9時)に主演することが15日、同局から発表された。

 中居が演じる主人公は、仕事にまい進する30代半ばという設定。人生の岐路に立ち、結婚に向けた“婚活”を通して成長していくライトコメディー。連続ドラマ出演は04年TBS系「砂の器」以来。“月9”登場は、98年の初主演作「ブラザーズ」以来11年ぶりとなる。

 中居は久々だが、SMAPは月9枠の常連だ。昨年の同枠では、香取慎吾が1月期「薔薇のない花屋」に、木村拓哉が4月期「CHANGE」に主演している。中でも「CHANGE」は“キムタク首相”がロングスピーチをした最終回は27・4%(関西地区30・0%)の高視聴率を記録した。今回の演出を担当するのは木村主演の大ヒットドラマ「HERO」の鈴木雅之氏。強力なスタッフとSMAPの国民的な人気をかんがみれば、すでに高視聴率が約束されている。

 ヒロインを演じるのは上戸彩(23)。ほか佐藤隆太(28)が出演する。フジテレビの担当者は「100年に1度の不況と言われ、経済的にも先行き不透明な今を生きる男女の群像劇。現代の世相に切り込みながら、月9らしく、春らしく、ポップなライトコメディーを目指します」と話した。

 [2009年2月16日6時49分

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