新人歌手菅原紗由理(18)が8日発売のミニアルバム「キミに贈る歌」でデビューする。フォーライフレコードの後藤由多加社長が「100年に1人の逸材」と言い切る逸材で、自ら陣頭指揮をとり育成する新人だ。菅原は、フォーライフの08年オーディションでグランプリを獲得。秋田県横手市の出身で今春、高校を卒業した。透明感あふれたボーカルが大きな魅力となっている。

 後藤社長は「80年代の杏里、90年代の今井美樹、そして00年代の最後は菅原紗由理で勝負していきたい」と意気込む。サウンド・プロデューサーには中島美嘉や松たか子らを手がけるSin(橋本しん)を起用、18歳の等身大の菅原を最大限にアピールした作品に仕上げている。

 都内の大手レコード店の販売担当者は「インパクトが強く、シンガーとしての実力も備わっている。大ブレークする可能性は十分にある。店頭演奏していると、珍しく問い合わせの声がある」と話した。

 [2009年4月8日8時34分

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