AKB48の大島優子(21)が23日、都内のスタジオで携帯電話専用放送局BeeTVの収録に臨み、対談相手の和田アキ子(60)に対し、ウエンツ瑛士(24)との交際報道を改めて否定した。「お友だちです。私、お友だちがいっぱいいるんですよ」と語り、友人関係を強調した。また、都内で開催中のフジテレビ「お台場合衆国2010」のイベントにも出演し、交際報道否定後初めてファンの前に登場した。

 アッコの鋭いツッコミが早速、大島に向けられた。都内のスタジオで収録されたBeeTV「和田アキ子最強バトル!2」(9月4日放送開始)の対談で、「最近、いろいろうわさになったから動揺してんちゃうの?」と尋ねられたが、大島は「いえ、もう落ち着いてますよ」と、堂々と笑顔で返答した。

 手相占い芸人島田秀平(32)から「感情線が下降してる。恋愛は後回しで、仕事や趣味にのめり込む。ファンが一番安心して応援できるタイプです」と鑑定されると、すかさずアッコが「やっぱり、うわさの人もお友だちだったの?」。大島は即答で「お友だちです。私、お友だちがいっぱいいるんですよ」と、改めて交際報道を否定した。

 AKB48きってのポジティブな大島はBeeTVの収録の前に、交際報道後初めてファンの前に登場した。「お台場合衆国」内のステージでの、アニメ「ドラゴンボール改」(日曜午前9時)の特別イベントに、新ユニット、チームドラゴン

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 AKB48として出演。21日に発売した新曲「心の羽根」を披露した。観客席からは「優子、頑張れ~」と多くの声援が飛び、期待に応えるように元気よく歌い、跳びはねた。イベント出演前には関係者に「(何もないのだから)堂々と胸を張ってやっていきたい」と、打ち明けていたという。

 最後の写真撮影を終えてステージから退出する際に、記者団から「大島さぁ~ん」と声を掛けられたが、声援する観客たちに手を振り続けたため、報道陣とは顔を合わさずじまいだった。間に入ったメンバーの前田敦子(19)らに、さりげなくカベを作ってもらいガードされた。

 大島は22日の公式ブログでも「自分の熱愛報道を見て、びっくりしている場合じゃありませんね。みんなありがとう」と、信じるファンに感謝をつづった。AKB48総選挙1位でつかんだ、初のセンター曲「ヘビーローテーション」の発売も8月18日に控える。戸惑う暇はない。心機一転、トップ当選スピーチで「皆さん、ついてきてください」と誓ったように、グループとファンを引っ張っていく覚悟だ。【瀬津真也】

 [2010年7月24日8時54分

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