声優ユニット屈指の人気を誇る女性4人組スフィアが10日、16日から日本テレビでスタートする初の地上波冠番組「スフィアクラブ」(土曜深夜1時50分)で、高校の生徒会を舞台としたアニメで声を担当し、アニメと連動した部活を描いたドラマで、高校生になってシチュエーションコメディーを演じることが10日分かった。アニメパートは新進気鋭のアニメーターのシャシャミン氏が、ドラマパートはドラマ「33分探偵」などで知られる脚本・演出家の福田雄一氏が担当する。

 番組冒頭の生徒会アニメを受け、ドラマパートでは現実にはありえない奇妙な部活が毎週、描かれる。16日の第1回のテーマは「新レスリング部」で、4人がある家電製品と戦う。23日の第2回では、身に着ける何かを専門的に極める部活が描かれる。

 昨年11月に声優アーティスト史上最速、デビューから1年7カ月での武道館公演を成し遂げた歌声も、毎週のお楽しみだ。16日は「Future

 Stream」、23日は「Hazy」を披露する。声優では異例の地上波冠番組の立ち上げについて、中村博行プロデューサー(40)は「昨年の武道館公演を見て、声優としてはもちろん、いろいろなスキルが高いと思った。世にもっと出られると思った」と自信を見せた。