韓国の5人組ガールズグループ、KARAの初の日本単独ツアーが14日、横浜市の横浜アリーナで開幕した。2月に韓国でスタートした「アジアツアー」の第2弾で、超満員約1万2000人を前に、新曲「SPEED

 UP」、5人のソロなど全24曲を歌い上げた。全12公演(約13万人動員)のチケットは即日完売した。確かな人気を証明してみせた。

 オープニングから、場内は一気にヒートアップした。「ミスター」「GOGOサマー!」「ジェットコースターラブ」などヒット曲が披露されるたびに、幅広いファン層で埋まったスタンドが揺れていた。

 左足首の靱帯(じんたい)を負傷しているニコル(20)も椅子から立ち上がって、メンバーと一緒にダンスも披露。そして「皆さんに本当に会いたかったで~す」と叫んだ。2月に受けた声帯手術の経過も順調なリーダーのギュリ(23)は「ファンの皆さまの愛のおかげです」とあいさつし、温かい拍手と声援を受けていた。