韓国の人気グループ、SUPER

 JUNIOR(SJ)が13日、念願の東京ドームで、世界ツアー「SUPER

 SHOW

 4」の東京公演を行い、前日12日と合わせ11万人を動員した。目標にしてきた東京ドーム単独公演実現に、メンバーは何度も「みなさんのおかげです」と叫び、感謝のステージは4時間半に及んだ。

 ファン5万5000人が持つSJのイメージカラー、青のペンライトがドーム内を染め上げた。幻想的な光景と、声をそろえて歌う会場の一体感に、メンバーは涙を流し、全員で肩を抱き合った。

 ファンは何度もウエーブを起こした。ペンライトが作るうねりに、メンバーも「すげー!」と興奮の声を上げた。リーダーのイトゥク(28)は「近くて遠い韓国と日本です。でも今はとても近い。東京ドームで公演できたのはここにいるみなさんのおかげです」と感謝を伝えた。

 日本最高峰のステージ、東京ドーム公演は、デビュー以来、メンバーの悲願だった。昨年の京セラドーム大阪公演2日間で8万人を動員。手の届く目標になった。イトゥクは大阪で「東京でもしなきゃいけないと思います。東京で会いましょう」と約束していた。この日、ウニョク(26)は「夢をかなえてくれたみなさん、本当にありがとうございます」と念願達成をかみしめていた。

 ソロステージではリョウク(24)とソンミン(26)がAIの「STORY」を、キュヒョン(24)がスキマスイッチの「奏」を歌唱。日本のファンを意識した構成となった。イトゥクは力強いドラムを初披露。全メンバーが進化した姿を見せようと練習に励んだ成果だった。

 日本で本格的な活動を始めて1年足らず。グループとして、昨年6月に初シングル「美人(BONAMANA)」を発売し、今月9日に3枚目シングル「Opera」を発売したが個々の活動も多く、来日キャンペーンは実現しなかった。それでもCDセールスは3作連続で10万枚を突破。日本での人気はトップクラスで、この日のチケットには応募40万件が殺到した。

 シウォン(26)は「日本には、もっと大きなサッカー場があると聞きました。次はそこでお会いするのはいかがですか」。その視界に7万人収容の日産スタジアムが入っているのか。快進撃は止まりそうにない。【今西孝江】