JUN

 SKY

 WALKER(S)のベースで音楽プロデューサーの寺岡呼人(44)が、松任谷由実(58)のデビュー40周年記念ライブ「Anniversary

 For

 Yuming~Golden

 Circle

 Vol.17」を、来年1月3日に東京・日本武道館で開催することが15日、分かった。寺岡が幹事としてユーミンを招き、薬師丸ひろ子(48)細野晴臣(65)ユーミンの夫でプロデューサーの松任谷正隆氏(60)ら縁のあるアーティストと40周年を祝う。

 寺岡はユーミンのファンで、楽譜を買ってコピーしてピアノを覚えるなど大きな影響を受け、高校1年時にはライブに行き、楽屋裏で出待ちもしていた。「なぜか投げキスをしたんですよね(笑い)。するとユーミンも投げキスを返してくれた」。88年のメジャーデビュー後も何度か楽屋を訪ねたが、緊張して声をかけられなかったという。

 その後、寺岡は自身の前後を交えた3世代のアーティストが競演するライブイベント「Golden

 Circle」を主宰。07年に開催した「Vol.10」への出演をユーミンに打診して快諾されると、ユーミンと自身がプロデュースするゆずを交え「ミュージック」をリリース。「そこから本当のつきあいが始まったと思います。特別な存在です」。

 「Anniversary-」には、ユーミンが呉田軽穂名義で作曲した「Woman“Wの悲劇”より」(84年)を歌った薬師丸も出演する。また、ユーミンが荒井由実時代に演奏を担当したティン・パン・アレーの全メンバー、細野、鈴木茂、林立夫、夫の松任谷氏が約35年ぶりにそろう。文字通り、ファンには夢のライブ。ユーミンも「こんなすてきなライブを企画してもらって光栄です。私の40周年というより、デビューから今までの音楽仲間と一緒にステージに立てるのが何よりの楽しみです」と喜んでいる。