NHK連続テレビ小説「あまちゃん」の挿入歌で、小泉今日子(47)歌唱で今月31日のCDリリースが決まっている「潮騒のメモリー」が、17~23日のレコチョク「着うた」ウイークリーランキングで、初登場1位を記録したことが25日までに分かった。

 同曲は、ヒロインの母親で、かつてアイドルを目指した過去を持つ小泉演じる春子が、劇中で歌ったことで広く知られた。その後、ヒロインの能年玲奈、ヒロインの親友役、橋本愛のアイドルユニット、潮騒のメモリーズによる歌唱も含めて挿入歌としてたびたび登場してきたが、このたび、小泉にとって99年「for

 my

 life」以来14年ぶりのシングル曲になることが決定。リリースに先駆け、20日から着うたを配信開始したところ、デーリーランキングでも、初日20日から24日まで、1位をキープし続けている。

 この結果を受け、CDへの注目度も高まっている。予約受け付けが始まったが、インターネット通販大手アマゾンでは音楽部門1位に入るなど、反応は上々。フルバージョンではない着うたで大きな反響があったことからも、小泉の所属レコード会社は「上位を狙えそうです」と手応えを感じている。6月19日にリリースしたオリジナルサウンドトラックアルバムは、最新オリコン週間ランキングによると、2万6000枚売り上げ、ドラマのサントラとして異例のヒット中。「潮騒-」は大ヒットの予感を漂わせている。