歌手の藤圭子(ふじ・けいこ)さん(本名・阿部純子=あべ・じゅんこ)が22日、東京・新宿のマンション13階から転落し、死亡した。62歳だった。
藤さんが飛び降りた東京・西新宿6丁目のマンションの部屋は、30代後半の知人男性が所有している。調べによると、知人男性は6年前から藤さんと同居していたと明かしたが、「藤さんとの間に男女関係はなく、寝室も別だった」と話しているという。知人男性は部屋を所有したのと同時期に、藤さんとの同居生活を開始したとみられる。その前後の06年には、所持していた現金約42万ドル(当時約4900万円)が入った手荷物に麻薬探知犬が反応し、ニューヨークのケネディ国際空港で差し押さえられる事件が発生している。
藤さんは宇多田を出産後、表舞台から遠ざかっていた。生前、ほぼ最後のテレビ出演となった7年前のテレビ朝日のインタビューでは音楽への情熱を熱く語った。一方で、「生活のために一生懸命頑張って歌っていただけ。一緒に頑張ろうねと言ってその人たちと何年も付き合って、喜びも悲しみも分かち合ってきたけど、引退して幕を閉じたの。藤圭子を封印したの」と話した。音楽、家族から遠ざかったここ10年で、数少ないそばにいた同居男性との間柄にも「恋愛感情」はなかったとされた。




