<フィッシング道>

 今月中旬に解禁になった道南日本海側のヒラメ釣りが各地で好調だ。26日、八雲町熊石沖では、1人当たり10~20匹、6人乗船で船中100近い好釣果となった。

 ◆船名

 海王丸(大阪正典船長=61、【電話】01398・3・8969)。熊石漁港午前4時出港。乗船6人。

 ◆釣況

 薄暗い早朝はソイ、ガヤを狙い数匹釣った後、ヒラメ狙いに変えポイントを移動した。最初は潮が止まっており小型がぽつぽつ釣れる程度だったが、午前7時ころから潮が動きだし一気に活性が高まった。多少速い流れだったが次々と釣れ始め、しかも50センチ前後ばかり。60センチのビッグサイズも交じり、連続して3、4回、掛かった魚が外れてバレてしまう人もいたほど。

 オオナゴにかぶせるキャップの色はピンクや赤金、オレンジ色などが良かった。伊達市から訪れていた茂木一男さんは最初のソイ釣りはひと息だったとのことだが、ヒラメは50センチオーバーを連発。「サイズ、数とも今シーズンで一番です」と満足げに話していた。

 ◆釣果

 1人当たりヒラメ38~60センチ10~20匹、マゾイ35~45センチ1~3匹、アブラコ、クロゾイ、ガヤ、ウスメバル船中数匹。

 ◆大阪船長の話

 例年より海水温が高いですが、ヒラメは絶好調で今後も続くでしょう。【リポーター・竹鼻雅己=58】