東京ディズニーランド(TDL)に新エリアが22日から登場する。

 ドナルドダックとデイジーダックとふれあえる「キャンプ・ウッドチャック」で、ドナルドとデイジーをリーダーとするアウトドア基地になっている。21日、正式オープンに先駈けて報道陣に公開された。

 このエリアでは、夏休みを利用して、子どもらがハイキング、カヌー、釣り、乗馬などを体験できる野外活動団体「ジュニア・ウッドチャック・オブ・ザ・ワールド」(WJW)がある、という設定で、ドナルドのおいっこのヒューイ、デューイ、ルーイの3人も入っている。ここに訪れたゲストはWJWのメンバーに入れるということになっている。

 TDLのキャラクターと個別にふれあえるグリーティングスタイルの施設は、TDLではミッキーマウス&ミニーマウスと遊べるトゥーンタウンに続いて2番目となる。ドナルドとデイジーに会ったディズニー好きの格闘家NORIは「活動的なキャラクターのドナルドとハイタッチできました。本当にうれしい。これは大ヒット間違いなしですね」と興奮気味に話した。

 「キャンプ・ウッドチャック」は、北アメリカ地区に生息するリス科のウッドチャックの名前を冠している。エリアの入り口に雷に打たれて倒れた巨木の断面が展示してあり、その大きな切り株の中央が、ちょうどウッドチャックのような形の空洞であったことから、この名前がつけられた。

 場所は、ビッグサンダーマウンテンの真横になる。2階建てのウッドハウスが本部になるが、その2階からアメリカ河に向かう眺望も楽しみにしてほしい。

 併設された「キャンプ・ウッドチャック・キッチン」では、チキン、ベーコン、エビ&アボガドの3種のワッフルサンドや、のどに優しいレモネードもホットとアイスがそろえてある。