東京都の小池百合子知事が1日、「都民ファーストの会」代表にも就任し、同党都連と激突する都議選(23日告示、7月2日投開票)の総決起大会で、吹っ切れたように気勢を上げた。

 都民ファーストの会は総決起大会で、公認予定者48人を発表した。女性は17人。小池氏は「古い議会を新しく変え、新しい人材を育てましょう」と呼び掛けた。候補者選考は今後も続けるというが、一部で名前が取りざたされていたタレントのエド・はるみ(53)について問われた野田前代表は、「まだ候補者を選考中。個別の名前を出してコメントするのは控えたい」と、思わせぶりに話した。都議選は全127議席に、約230人が立候補予定。他会派は自民60人、公明23人、共産37人、民進22人、生活者ネット4人、日本維新の会6人の見通し。