東京都の小池百合子知事は3日、自民党に離党届提出後、初めて都内で街頭演説した。

 受動喫煙防止対策をめぐり身内で結論を出せない“古巣”を「私のことを決められないというが、決められないのは自民党の方だ」と批判した。都議選(7月2日投開票)に向け、都民ファーストの会代表としても初の遊説。「国が(法案提出を)もたもたするのは、自民党が決めないから。決まらないふりをしながら、利益団体から話を聞いてやると言って利権ができる。いつもの手口だ」とも指摘。「東京は真っ先に防止条例をつくる。古い議会を新しくするのが都議選のテーマだ」と訴えた。