日本維新の会が16日、東京・新橋のSL広場で街頭演説会を行った。

参院選東京選挙区(改選数6)に、維新の公認で立候補予定の海老沢由紀氏がマイクを握った。海老沢氏は10年前から維新に携わってきたといい「他の政党は次の選挙を気にして、選挙に行ってくれる人ばかりを見て政策をつくる」と批判。その上で「日本維新の会は、将来を作っていく子どもたちのために、政策を作る唯一の政党です」と訴えた。

維新の公認で全国比例区に立候補予定の作家猪瀬直樹氏も演説を行った。猪瀬氏は海老沢氏を「全日本プロスノボーダーのチャンピオンです。20年前。平野歩夢君が金メダルを取りましたけど、スノーボードが知られていない頃に始めたパイオニアです」と紹介。続けて「そういう新しいことにチャレンジすることが大事なんです」と話した。

東京選挙区には海老沢氏のほか、立憲民主党の蓮舫氏、公明党の竹谷とし子氏、共産党の山添拓氏、自民党の朝日健太郎氏の現職4氏に、アイドルグループ「おニャン子クラブ」の元メンバーで自民党公認の生稲晃子氏、ファーストの会代表の荒木千陽氏、立民の松尾明弘氏、作家で無所属の乙武洋匡氏らのほか、れいわ新選組の山本太郎代表も出馬を表明している。

参院選は22日公示、7月10日投開票。