体の正常なパフォーマンスを追求する第1回の最終回、正しい姿勢、筋力、柔軟性など基本項目のチェック方法を紹介します。

 (6)スタビリティプッシュアップ=腕立てだが、胸から垂直に両手をつく通常のとは違い、両耳の位置から垂直に両手をつく腕立て。相当な筋力が必要だが…。

 吉田氏は「あっ、強い !

 腹筋、背筋は強いです。高校野球で培ったものが出てますね」と驚きの表情。すかさずカメラマンが「笹森さん、顔こっち」と過酷な要求をすると、笹森記者は真っ赤な顔で「おい、こらっ!」。一同、大爆笑でした。

 約1時間に及ぶ過酷なファンクショナルテストを終え、さっそうとジムを後にする笹森記者。後に吉田氏が下した5段階評価の総合診断は、姿勢=3、筋力=4、柔軟性=1、機能性=2、バランス=2。平均2・4という厳しいものでした。そんな結果などつゆ知らず、翌朝、笹森記者は「急に痛みがきたよ。わっははは」と高笑いしていました。次回以降は、どうすればすべての項目で5に近づけるかをお伝えします。お楽しみに。【取材・構成=山田準】