EXILEのフィジカルトレーナー、吉田輝幸氏が、正しい体の使い方を伝授する「EXILEエクササイズ」。第5回は、体の各部分の状態をチェックする方法と、問題点を改善する方法を紹介します。

 そこで、肩甲骨の硬さをチェックするため、壁に背中と頭をつけ、ひざを立てて両手を前に出し、その両手を上げていくテストも行いました(写真5→6)。吉田氏は完璧に腕が上がっています(写真7→8)が、柳田Dは壁に手がついていません。肩甲骨が使えてない証拠です。

 柳田D

 厳し~い!

 すごい汗出てきた。

 一同

 わははは。

 柳田D

 (難なく腕を真上に上げる吉田氏に)おっ、すげえ~。

 吉田氏

 これ普通です(笑い)。肩甲骨が使えている人は、(真上に)上がるのが当たり前です。

 ★テスト<2>「アンクルテスト」→足首の硬さをチェックする。

 吉田氏

 次に、いわゆる「うんこ座り」と言われる座り方をしてみて下さい。

 柳田D

 これはね、厳しいです(写真9)。和式(便所)は本当につらいですよ。和式しかないとき、泣きたくなります。

 吉田氏

 これで柳田さんの足首と肩甲骨が硬いことがよく分かりました。この2つを改善するトレーニングをしましょう。まず背中が柔らかくなるトレーニングから。これで手があがりやすくなり、肩甲骨が柔らかくなります。

 第5回<3>につづく。【取材・構成=山田準】

 [2013年9月6日15時55分]足首の硬さをチェックする「アンクルテスト」。硬いとかなりつらい姿勢