EXILEのフィジカルトレーナー、吉田輝幸氏が、正しい体の使い方を伝授する「EXILEエクササイズ」。第19回は、EXILE所属事務所LDHの宣伝担当、篠原大樹氏が、大好きなゴルフの上達を目指し、前回に引き続いて、ゴルフフィットネスプログラム「TPI」推奨のテストに挑戦です。

 (9)閉眼立ち

 吉田氏

 次に目を閉じて、何秒間片足で立ってられるか(写真5)。ちなみにPGAのツアーに参戦している選手の平均は20秒以上です。

 篠原氏

 えっ、そんな短いんですか?

 吉田氏

 言っちゃいましたね。結構な確率で5秒くらいで崩れる人多いです。篠ちゃん、自らハードル上げましたね。では右から。

 篠原氏

 (目を閉じた直後に)うわああああ。

 吉田氏

 はい、7秒です。

 篠原氏

 悔しい!

 吉田氏

 次、左足。1、2…。左は惜しい、19秒。

 篠原氏

 よっしゃ!

 吉田氏

 16~20秒まではOKなので左は合格。右は(平均以下の)6~10秒のところ。残念です。(10)肩甲骨チェック

 吉田氏

 この棒を背中に入れます。腰が反りすぎないように。背中をぐっと後ろにつけたままで、手を真っすぐにして、どこまで上げられるか(写真6)。肩甲骨が動けてれば、最大限に上がります。前倣えから、ひじを曲げないようにゆっくり、ひじを上げていきます。

 篠原氏

 ううううん。

 吉田氏

 これくらいが限界かな。

 篠原氏

 (たまらず)ストップ!

 吉田氏

 左右差がありますね。左の方が上がってなかったです。

 篠原氏

 (左が)硬いって言われてます。

 吉田氏

 もう少し肩甲骨が使えるようになれば、もっと楽に上半身の柔らかい動きができるようになります。はい、まだまだ重要なテストが続きますよ。

 篠原氏

 ひええええ。

 第19回おわり。【取材・構成=山田準】

 [2014年1月20日18時47分](6)前習えからひじを上げていくテスト。篠原氏は肩甲骨が硬く、真上まで上がらない