ゴールデンウイーク明けの12日、滋賀・琵琶湖にブラックバスを狙って釣行した。近江大橋西にある「舟橋貸舟釣具店」(日刊銀鱗倶楽部加盟店)のレンタルボートで早朝からプリンスホテル沖へ出て、ジグヘッド使用のワームで攻め33~50・5センチを12匹ゲット。大型バスの引きを味わい、午後4時前にストップフィッシングとした。

 午前4時半に受付を済ませ、船外機付きのボートをプリンスホテル沖へ走らせる。数百メートル沖に出て、周囲の状況や風向きを確認しながらエンジンを止める。水深は3~4メートル。まずはワームとジグヘッドの組み合わせで、プリンスホテル側から北へ向かってキャストする。

 ラインを出してフリーフォールさせて、ボトムにつくとステイ。ラインスラッグを取り、アクションをつける。

 釣りはじめは小さなアクションで引いてくる。3投目に明確なバイト! ラインが走ったところでシャープにフッキング。

 2、3度のジャンプを繰り返し、ボートまで寄せてランディングしたのは、産卵前のプリプリの本命バス47センチであった。すぐに次を狙う。風下にロングキャストし、ボートが流されながら、ワームにアクションをつけていく。すると、すぐにティップに重みが伝わる。リールを巻きながら合わせて40センチを追加した。

 プリンスホテル側から六本柱方向へ北向きに吹く風に、ボートを流しながら釣り続けて行く。

 同10時までに8匹仕留めたが、エリアでの反応がなくなる。

 しかし、午後2時ごろから、北向きの風が南向きに変わる。このタイミングでボートを元のラインに戻すと、バイトが続いた。

 終了直前、ロングキャストしてボトムを取り、誘いを入れつつ探っていると明確なバイト。フッキングを入れ、取り込んだのは50・5センチの大型だ。ランカーバスを含め合計12匹。楽しい1日を終えた。【日刊FPC・兼松伸行】

 【問い合わせ】舟橋貸舟釣具店【電話】077・522・6479。レンタルボートは2人まで8500円~1万1500円、3人目から1人1000円増し。営業時間は、日の出から午後4時。

 【交通】名神高速道路の大津ICを出て県道56号を経由し打出浜の信号を右折、同18号に入り由美浜の信号を右折し、近江大橋手前に同店。電車はJR東海道本線の膳所駅で下車。徒歩約15分。

 【今後の見通し】ゴールデンウイーク中に60センチオーバーが複数釣れるなど、今季は大型バスが目立つ。現在は徐々に産卵を終えたバスの回復期に移行しつつあるが、大型サイズも出ており、引き続き期待できそうだ。