今年3月28日、群馬・神流湖の岸からの釣りで60センチのヘラブナが釣れたことがSNSなどで話題となり、真偽のほどがウワサされた。このほど、釣った吉野知幸さん(43=深谷市)が神流湖「山水」を訪れ、当時の心境を語ってくれた。

 釣ったのは法久沢で時間は午後4時ごろ。この日はほとんどアタリもなく「何もない1日だった」とあきらめて、21尺を振りながらハリスを細くすれば掛かると思い道糸1・5号、ハリス0・8号に替えた直後にガツン、ときた。

 吉野さん はっきりとは分からないけど20~30分ぐらい格闘した。腕はパンパン。用意したタモに当然入らなくて、両手で抱えるようにして取り込みました。

 5年前に野ベラ釣りを得意とするヘラ師、ザビエル石井さんと話して「神流湖が面白い」と聞いて、通い続けている。神流湖の岸釣りの魅力を聞いた。

 吉野さん 水位も毎回違う。入る場所によって違う釣り場に来たみたいで新鮮。簡単に釣れないので1匹でも釣れるとすごくうれしい湖です。

 いますよ、神流湖に夢の60センチ。