ドジャース大谷翔平投手(29)が「2番DH」で出場し、快足を生かした攻撃で1点を奪った。

4回無死の第2打席、左腕マナイアとの対戦で四球を選んで出塁。3番フリーマン、4番スミスが凡退し、2死となってから、5番ヘルナンデスの打席の初球でスチール。完全なセーフで今季5度目の盗塁に成功した。

すると、直後の2球目にヘルナンデスが右前打を放ち、大谷が生還。2死から絶妙なタイミングで二盗を決め、得点につなげた。

盗塁は2試合連続でマークし、直近6試合で4個目。5度の仕掛けで全て成功させている。

さらに5回2死一、二塁の第3打席では右前に適時打を放ち、2点差に詰め寄った。これで得点圏での今季成績は20打数2安打。得点圏に走者を置いた状況では開幕戦以来のヒットとなり、ようやく待望の1本をマークした。

この日は先発の山本由伸投手(25)が3回までに4失点。序盤から苦しい展開となったが、4回に大谷の盗塁から1点を返すと、5回は3者凡退に抑え、6回も無失点。立ち直ったかのようにリズム良く投球した。

大谷の第1打席は二ゴロ。1回1死、フルカウントからの6球目、外角の直球を引っ張り、凡退した。

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