<ナ・リーグ優勝決定シリーズ:ドジャース3-0カージナルス>◇14日(日本時間15日)◇第3戦◇ドジャースタジアム

 本拠地に戻ってきたドジャースがカージナルスに3-0と勝利し、待望の1勝目(2敗)を挙げた。

 これまで2戦と変わらず、この日も投手戦が展開された。ド軍先発の柳賢振とカ軍先発ウェインライトが互いに譲らぬ好投を続けたが、4回に試合が動いた。ド軍打線は、先頭M・エリスの右翼二塁打を皮切りに、ゴンザレスの二塁打、プイグの三塁打で2点奪取に成功。8回にも1点を追加した。打線の懸命な努力に応えるように、柳も7回を3安打無失点とし、ウィルソン、ジャンセンが完封リレーをつないだ。

 プレーオフ初勝利を挙げた柳は「これが今季最後の登板かもしれない、と自分に言い聞かせてマウンドに上がった。不調だった前回のブレーブス戦から、大一番は序盤が大事だということを学んだ」と話し、笑顔を見せた。