NEVER無差別級選手権は、挑戦者の石井智宏が初めて王者真壁刀義をシングル戦で破り、ベルトを奪回した。

 石井は、真壁のキングコングニーや、めったに見せないドラゴンスープレックスを繰り出すなど勝利への執念が実った。最後は垂直落下式ブレーンバスターでとどめを刺した。

 試合後、本間が、次期挑戦者に名乗りを上げた。8月のG1で敗れている石井は「8月に不名誉な記録をつくってしまった。ちょうど良かった。それを思い出に変えさせてやる」と挑戦を快諾した。