タレントの北斗晶(49)が、兵庫県姫路市の私立認定こども園「わんずまざー保育園」が定員以上の園児を受け入れていた問題について、私見を述べた。

 21日放送のTOKYO MX「5時に夢中!」では同保育園が定員46人に対し約70人を受け入れていた問題を報じた。園が給食を約40人分しか外注しておらず、約70人で分けるため園児のおかずがスプーン1杯分程度しかなかったことも明らかになった。

 北斗は、待機児童問題が深刻化している現状では「なんとかしようとして『保育園を作れ作れ』ってなってくる、そうするとずさんなところが出てくると思う」と指摘。「親としても(保育園に)『入れました』『入れてもらいました』の世界になっちゃってるから、なんかおかしいなって思っても、言ったら入れてもらえない、出ていかなきゃいけないって、親がすごく弱い立場になってしまうような気がする」と私見を述べた。

 今回の保育園のようなケースを減らすためには「ちゃんと抜き打ちの(検査を)バンバンやっていかなきゃいけないと思う」とし、「『バレなきゃいいや』みたいな人が増えてきたら、子どもが危険」と懸念した。