女優酒井法子(42)が7日、俳優今井雅之(52)が主宰した舞台を降板した騒動について初めてコメントした。

 「この度はこのような残念な結果になってしまい、また、大変なご迷惑をお掛けしましたことを心より深くおわび申し上げます。今井さんには復帰の舞台で大変お世話になり心より感謝いたしております。3月の舞台『手をつないでかえろうよ』の成功を陰ながらお祈りいたしております。大変申し訳ありませんでした」。

 コメントは所属事務所を通じて、書面でマスコミ各社に送付されたが、事務所側は「本人の思いはこれが全てでございますので、取材などは一切受け付けません」などと書き添えていた。

 騒動は、6日に今井がブログで、酒井の出演で来年3月に上演予定だった舞台「手をつないでかえろうよ」の出演を酒井の事務所がドタキャンした、と発表したことで発覚した。同時に、酒井側が「出演は承諾していない」と反論したてんまつも伝えていた。

 ところが、今井は7日に更新したブログで「世間を騒がしてしまいすみませんでした」「酒井法子さん、そして彼女のファンの皆様に、結果的に不快な思いをさせて本当に申し訳ございませんでした」と謝罪。「酒井の事務所が一方的に降板を申し出た」との主張を、酒井の事務所側が否定したことについても「もう何も反論しません。すべて受け止めます」とした上で、「彼女の役者としての潜在的な才能にほれていた。一緒に舞台に立ちたかったのは事実です」と残念がった。