7月の東京都議選を巡り、小池都知事側の公認や支援を期待して民進党公認候補の離党が相次いでいることを受け、蓮舫執行部内で離党者の一部に推薦を出す案が浮上している。

 複数の民進党関係者が24日、明らかにした。小池氏との連携を訴える狙いで、5月中にも方針を示す見通しだ。民進党の公認候補36人のうち、11人が離党届を出したものの、除籍(除名)などの処分は出ていない。幹部の1人は「民進党系として推薦し、協力関係を維持した方がいい」と語った。