立憲民主党の枝野幸男代表は3日、東京・JR有楽町駅前で街頭演説し、「政治を変える力は、有権者の皆さんにある。国民にまっとうな政治を取り戻したい」と訴えた。

1年前のこの日、同じ場所で1人で演説した、枝野氏にとっての聖地。「有楽町アゲイン」と銘打った演説で、枝野氏は「(衆院選直前の新党結成は)永田町の常識では無謀な挑戦だったが、野党第1党として、次の政権をお前らに期待するという力を与えてもらった」と述べ、政権交代への意欲を示した。2日の内閣改造について「仲間うち、内側しか見ていない」と酷評。「この1年で政府の改ざん、隠蔽(いんぺい)問題を明らかにしてきた。政治をまっとうな方向に進める準備は1歩ずつ進んでいる」と訴えた。