清原の06年初夢、阪神と関西シリーズや
阪神タイガースとの日本一決戦が初夢や!オリックス清原和博内野手(38)が新春インタビューで、06年の目標として「パ・リーグで優勝を飾って、阪神と日本シリーズで対決するのが夢です。1度きりの野球人生だから、いろんな経験をしたいな」と“関西決戦”に夢をはせた。05年は歓喜の500本塁打達成から、涙の巨人自由契約通告まで激動だったが、地元関西に本拠地を置くオリックス、そして10年ぶりパ・リーグへ“里帰り移籍”で心機一転。プロ21年目は「ゼロ」からのスタートで復活を期す。(聞き手=平井勉)
−−昨シーズンを振り返ると激動だった
清原 そうやな、500本塁打の時には、みんなに祝福されて。開幕から体調の方も良くて、自分自身でも何本(本塁打)打つんかなと期待感もあったんだけど、結局はケガで不本意な成績だった。
−−巨人からの自由契約は精神的にこたえた
清原 言葉では言い表せないほどつらくて、苦しかったですね。一時は野球を辞めようかなと思った時期もあったけど、(昨年8月の左ひざ手術の)リハビリ、トレーニングを積んでいくうちに、やっぱりオレには野球しかないと。野球が好きやから。もう巨人への思いは整理がついた。もうサッパリです。
−−その巨人と今年は交流戦の初戦で対戦するが
清原 まあ、これも何かの因縁かな。ただ、巨人に対して変な気持ちは持ってないですよ。巨人は子供のころからあこがれで好きな球団ですから。敵として相対する時には、どこのチームだろうがエキサイトして燃える。
−−それでは巨人との日本シリーズが次の夢
清原 いや、そうでもないです。西武時代、巨人とは何度か、日本シリーズで対戦したから。オリックスに移籍して、まず日本シリーズの前にパ・リーグで優勝しないといけない。それが目標です。でも夢としたらパで優勝を飾って、阪神タイガースと日本一を争いたいな。日本シリーズが大阪決戦だったら、ファンの方も盛り上がると思いますから。もう長くはない1度きりの野球人生、いろんな経験をしたいから、タイガースとやりたいな。阪神は強いですけど(笑い)
−−オリックスというチームの印象は
清原 西武時代の印象だけど、あの野武士野球で武骨な近鉄と、あのイチローがいて強かったオリックスが合体したチームですからね。ここ数年は成績が良くなかったけど、何とかチームの勝利に貢献できればと思います。
−−中村新監督の印象はどうですか
清原 交渉中に2回ほどお会いしましたが、しゃべりやすい人なので(指名打者か一塁かの問題は)コミュニケーションをとりながらやっていきたい。中村監督とは新庄が阪神時代に一緒にやってるんで、新庄から電話でいろいろ話を聞いたけど、誠実な監督だと思います。オレとノリ(中村)が“ソースとマヨネーズ”なので、うまく使って調理してくれると思いますよ。
−−心機一転で何かやったことは
清原 巨人時代に買った車は、すべて売却した。そしてこれまではヨーロッパの車ばっかりだったが、初めてアメ車(米国製のハマー)を買った。まるで軍用車のような、ごっつい車なんで、戦闘態勢はバッチリや(笑い)。あとグッズ(手袋やリストバンド)のデザインも業者に頼んで、新しくした。
−−トレードマークのピアスはどうする
清原 あのピアスはファッションとかで着けているのではないんですよ。発端は(一昨年に)巨人から構想外通告を受けた時に、その悔しさを何かに刻んでやろうと思ったもの。気持ちやモチベーションを盛り上げる意味があるから、オリックスでも着けようと思ってます。まあ、その時々の気持ちで、変わることはあると思いますけど。
−−最後に05年は倫理、道徳に欠ける暗い話題が多かったが
清原 子供が殺されたりだとか、JRの事故やマンションの偽装問題が発覚したり本当に悲しいニュースだった。今年はトリノ五輪もあるし、サッカーのワールドカップもある。野球もWBC(ワールドベースボール・クラシック)があるけど、ペナントレースでも他の競技に負けないように頑張りたい。スポーツの話題で、日本が明るくなればと祈ってます。そんな活躍をしたいです。
[2006/1/1/09:23 紙面から]
写真=購入した米国製のハマーの前でポーズを取る清原
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