栃木県上三川町の会社員須藤正和さん(当時19)が99年、リンチの末に殺害された事件をめぐり、遺族が加害者で当時少年だった3人(いずれも服役中)とその親などに計約1億5000万円の損害賠償を求めた訴訟は11日、宇都宮地裁(柴田秀裁判長)で一部和解が成立した。
和解条項では(1)加害者の1人は、3000万円の損害賠償債務を認め、うち1000万円を限度に両親が連帯し支払う(2)別の加害者の母親は、1000万円の和解金を支払う−などとしている。いずれも親としての監督責任を認め、遺族に謝罪する内容。
正和さんの父光男さん(54)は「金額ではなく、親の責任を認めたので和解した」としている。光男さんは、栃木県警の捜査の不手際が殺害につながったと主張し、県に対しても賠償を求めている。
[2006/1/11/19:29]