J2山形は27日、山形県総合運動公園陸上競技場で紅白戦を行い、明日29日の湘南戦に備えた。大事な一戦を前に、鈴木淳監督(44)は苦悩している。
累積警告で次節湘南戦、次々節仙台戦が出場停止となった左SB内山俊彦(27)の代わりがいないのだ。この日、レギュラー組左SBには、天皇杯で1アシストを記録するなど、好調のDF高木和正(20)が入った。しかし、鈴木監督は「よくない。期待したプレーではない。上下の運動量が少ない」と渋い表情のまま話した。
内山は、第9節の水戸戦以外、今季37試合中36試合に出場してきた不動の左SB。GK以外どこでもこなすユーティリティープレーヤーで、左サイドの攻守の要だった。高木も正確な左足のキックと、機を見て上がる攻撃参加は天皇杯で実証済みだったが、この日のプレーは、鈴木監督を納得させるまでにはいかなかった。
3本目には、DF小林久晃(26)を入れて3バックも試した。「悪くはないが、慣れていないのでビルドアップがうまくいってない。戻るポジショニングなど、いつものようにはいかない。できることなら、システムは崩したくないのだが…」と鈴木監督。果たして、どのようなメンバー、システムで湘南戦に挑むのか。負けられない一戦まで、悩む時間は今日1日しか残っていない。【塩谷正人】
[2005/10/28/11:27 紙面から]
写真=紅白戦前に指示を出す鈴木淳監督
|