コンテンツエリア



メインコンテンツ

PLAYER

松田詩野

【サーフィン女子】東京大会の雪辱を果たした松田詩野「自分の限界を超えて」世界有数の危険な波へ挑戦

【サーフィン女子】東京大会の雪辱を果たした松田詩野「自分の限界を超えて」世界有数の危険な波へ挑戦

パリから1万5千キロ以上離れた南太平洋に浮かぶタヒチ(フランス領ポリネシア)は、世界有数の危険な波で知られる。初舞台でメダル獲得を目標に掲げるサーフィン女子で21歳の松田詩野(TOKIOインカラミ)は「自分の限界を超えていけるような、まだ出合ったことのない波に乗れるチャンスがある場所」と夏の本番を待ちわびる。

昨年6月にワールドゲームズ(WG)で五輪出場権を事実上獲得すると、翌7月にさっそくタヒチを訪れて初練習。背丈の倍以上はありそうな波を、ヘルメットを着用して滑り抜けた。他の地域での大会と異なり、「チューブ」と呼ばれる筒状の波が特徴で、その攻略が大きな鍵を握る。

恐怖心が完全に消え去ることはないが、想像以上にパワフルだった波を現地で体感し、手応えをつかんだ。「自然に受け入れてもらえるように、たくさん通って波や土地を知っていきたい」と思い描く。

神奈川県茅ケ崎市出身。6歳でサーフィンを始めた。五輪で強大な波に立ち向かうことで「若い女性やスポーツをしていない方にも勇気を与えられたら」と願う。2021年の東京大会はあと一歩で出場を逃したが「強い気持ちを持って乗り越えられたことは今後にも生きる」。雪辱を果たして迎える大舞台で、たくましさを増した姿を見せる。

松田詩野(まつだ・しの)

2002年(平14)8月13日、神奈川・茅ケ崎市生まれ。
両親に勧められて6歳の時に地元スクールで競技を開始。茅ケ崎一中2年の16年に全日本選手権優勝。18年には世界最高峰チャンピオンシップツアー(CT)の予選シリーズ一宮千葉オープン優勝。19年、WG日本大会でアジア勢最高15位。21年、東京五輪代表の最終選考を兼ねたWGエルサルバドル大会で日本3番手となり、内定していた五輪出場を逃した。右足を前にしてボードに乗る「グーフィー」スタンス。158センチ、48キロ。血液型A。



SCHEDULE

競技 2024年7月8月
24 25 26 27 28 29 30 31 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11
開会式、閉会式                 
競泳    
飛び込み 
アーティスティックスイミング        
水球
オープンウォーター          
アーチェリー          
陸上      
バドミントン         
バスケットボール   
バスケットボール3人制       
ボクシング     
ブレイキン             
カヌー・スラローム      
カヌー・スプリント           
自転車・BMXフリースタイル              
自転車・BMXレーシング             
自転車・マウンテンバイク              
自転車・ロード            
自転車・トラック       
馬術        
フェンシング          
サッカー     
ゴルフ       
体操          
新体操           
競技 2024年7月8月
24 25 26 27 28 29 30 31 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11
トランポリン                  
ハンドボール 
ホッケー     
柔道           
近代五種               
ボート           
ラグビー             
セーリング       
射撃        
スケートボード               
スポーツクライミング             
サーフィン               
卓球    
テコンドー               
テニス          
トライアスロン                
ビーチバレーボール    
バレーボール   
ウエイトリフティング              
レスリング            

※日付は現地時間。■は予選、はメダル確定日

PLAYER


北京五輪2022

帰国の選手 原則7日間待機も練習OK、気持ち切り…
帰国の選手 原則7日間待機も練習OK、気持ち切り… [記事へ]





右カラム