決勝点をアシストした大島僚太はコロンビアとの第2戦に続いて出色の出来を見せた。

 攻撃センスや足元の技術は以前から抜きんでていたが、寄せの速さや積極性が加わって一皮むけた印象だ。

 1月の五輪最終予選では精彩を欠き、定位置を失いかけた。悔しさから課題を解消し、フル代表も経験。「みんなが反骨心を持って取り組めていた。置いていかれないように、という気持ちでやってきた」と成長の手応えを語った。