【１２Ｒ：優勝戦・決断】

　山川が大外枠で進入から混戦ムードが漂うが、地元の２枠平高を中心に推す。序盤はリズムが悪かったが、４日目の準進戦を勝って流れと行き足が上向いた。イン主張の大滝に対し、伸び重視の調整を示唆する細川が攻め立てる。両者で競り合いは必至で１Ｍは差し展開になりそう。平高が２コース死守から冷静に差して、初のレディースチャンピオンをつかむとみた。

　対抗はインで迎え撃つ大滝だが、細川の攻撃力はやはり怖い。さらにキャリアに勝る山川も侮れない。シビアに３コースまで進出、さばき勝負で食い込む。

　大滝　ターン回りやターンの出口がいい。足はバランス型。内枠で優勝のチャンスがあるので、スタートは目いっぱい行きたい。

　平高　ペラ調整で全部の足が良くなっていました。上位になっていると思う。準優は放ったのでスタートをしっかり行きたい。

　滝川　乗りやすくて出足の感じが良かった。伸びは普通です。コースは難しいですね。カド受けを想定して伸びを求めていきたい。

　細川　総合的に見て全部の足がいいです。スタートは人に合わせながら行っています。優勝を狙って、チルトを跳ねることもある。

　中里　出足型です。ピット離れは普通。もし、ピット離れで出れば、１つでも内のコースを考えます。スタートは１艇身を目標に。

　山川　行き足は良くないけど、安定して悪いので気持ち次第でスタートは行けます。６コースでは遠いのでコースは動きます。