107期の取鳥雄吾(21=岡山)が、予選8RでG3デビュー戦を迎える。

 特昇から4場所目での参戦に「練習はやってきたので大丈夫です」と自信をのぞかせた。ここまでのS級戦を振り返り「今までテレビで見ていた人たちと走っているので少しあっぷあっぷしている感じ」と分析する。今開催にはGP覇者浅井康太らもおり、一層「テレビで見ていた人」との対戦が期待される。

 函館では新山響平が同期最初のG3ウイナーとなった。今開催には先にS級行きを決めた吉田拓矢もおり、輪界を席巻した88期以来の「黄金期」到来とも言えそうだ。107期からまた新たな新鋭がグレード戦線をにぎわす。