準決11R、稲垣裕之(39=京都)は山本伸一をマークしたが、山本がまくり不発。2角過ぎから自力にチェンジしてまくり切った。このレースには伏線があり、2日目優秀で山本の番手から出られなかった反省がここで生かされた結果となった。「山本君も警戒されてやりにくかったと思うが、よく頑張ってくれた。僕も2日目と同じミスをしないようリカバリーできた」と表情を緩めた。決勝は村上義弘とじっくり話をして脇本雄太の番手へ。ラインの中軸を任されて「しっかり頑張る」と気合を入れ直していた。