玉野競輪の開設６６周年記念「Ｇ３瀬戸の王子杯争奪戦」は３月２日から４日間、開催される。

　今節は最高峰のＳＳ班２人が出走。中心になるのは、昨年のＫＥＩＲＩＮグランプリ覇者・村上義弘（４２＝京都）だ。近畿同士の中井俊亮や山田久徳を目標に切り込んでくる。そして、地元のエース岩津裕介（３５＝岡山）。中四国ラインで原田研太朗と連係し、地元Ｇ３・４度目の優勝を狙う。

　他にも好メンバーがそろっており、ハイレベルな攻防は必至だ。鋭いまくり足がある石井秀治も圏内。関東勢では上昇一途の吉田拓矢や、安定感十分の芦沢大輔が上位進出を目指す。タテ足健在な金子貴志、近況好調な北津留翼、川口聖二らも差はない。