柴田竜史が9Rで鮮やかな8番手まくりを決めた。

 前受けから引いて冷静にタイミングを逃さず快勝。「順番がきたらカマすつもりもあったし落ち着いていました。仕掛けていけるかいけないかのどっちかですから。準決のメンバーで勝てたのは大きい」。初日は俊敏な動きで4番手からまくり追い込み。地元戦に照準を合わせて2週間特訓した効果が出ている。決勝は長考の末に南関で同学年の佐藤龍二に前を託した。「佐藤君に任せていくだけです」と急上昇の足で完全Vもある。