飯山泰行が地元ファンに別れを告げる最終シリーズになる。

 十文字貴信グループで汗を流して力を付け、師匠も認めるS級選手に成長した。「デビューして5年。プロになる前を入れると7年になります。あっという間でした。(長期)計画通りに5月に生まれ故郷の北海道に帰ります」。第2の故郷となったバンクで感慨深いレースになる。「いい走りを見せたいし、気持ちを入れてやるだけです」。

 初日から恩返しの意味もあるこん身の自力勝負。10Rでマークする先輩の大薗宏は「飯山君はラストの茨城になるのだから、お互い頑張って」とワンツーへ健闘を誓い合った。