初日は強い松岡篤哉だった。9Rは最終ホーム7番手に置かれたが、先まくりを放った関東勢が前団で並走する好機を逃さなかった。番手が離れるバックまくりを放ち、上がり11秒2の1番時計で快勝した。

 「今日は強い方の松岡でした(笑い)」。前場所の川崎G3は強い松岡と弱い松岡が日替わり。1予を逃げ切りながら2予は9着。3日目にまくり快勝したが最終日は先行をたたかれて4着だった。「好タイムという感触ではなかった」がタイムは好不調のバロメーターだ。準決12Rは3分戦。神山拓弥より前の位置から仕掛けられれば勝機はある。ここも強い松岡だ。