近藤隆司が再び快速ぶりを発揮している。

 防府共同杯後の大宮F1は予選2着、準決7着で敗退したが、今シリーズは1予を上がり14秒0、2予は13秒9の好タイムで連勝した。「前との距離を見ながら慌てず落ち着いてできました。普段の練習でいつもやっていますから」。昨年秋から千葉バンクで始めた1周半のもがき特訓と同じパターンの勝利に満足げだ。

 「変わらずいいと思います。500バンクは下手をしても挽回できるから」と準決11Rも冷静な状況判断をして一撃狙い。売り出し中のトップスピードで決勝進出をもくろむ。