「ROAD TO オールスター」連載の最終回は、SGオールスターのなるほどデータ集だ。28年ぶりの薄暮レース開催も話題だが、歴史ある大会だけに、トリビアには先ごろ引退したレジェンド加藤峻二の名前も登場する。(構成・中川純)

 【1】28年ぶり薄暮レース 大村は日本最南のボートレース場。日没も遅く、一般開催で薄暮(サマータイム)レースを行い、好評を博している。SGでの薄暮レースは87年丸亀メモリアル以来、28年ぶり2回目。本場の12R発売締め切りは18時40分となる。

 【2】同一SG最多V モンスター野中和夫が6回優勝、同一SGでは最多記録だ。

 【3】最多30回出場 人気に実力が伴わなければ出場はかなわない。今村豊は、その高いハードルを乗り越え、30回目の出場を果たす。これは他のSGを含めても最多。加えてファン投票1位選出も最多6回の記録を持つ。2位は27回の安岐真人、3位はレジェンド加藤峻二の24回。

 【4】連続出場は松井 松井繁は今年で23回目の出場。なんと21年連続で加藤峻二に並ぶ記録。現役では太田和美、浜野谷憲吾が19回連続で追っている。

 【5】女子選手は7人 昨年は史上最多12人が出場。今年から、投票対象であるA1選手の男女比率で選出枠が設けられることになった。その結果、今回の女子の出場上限が7人となった。(おわり)