山陽の32期・長田恭徳(20)が初優勝に王手をかけた。準決10Rは快調に飛ばして逃げ、後続を突き放し圧勝した。

 上がり3秒435は自己最高タイムで、準決9Rで1着だった最高ハンの若井友和の上がりタイム3秒436をしのいだ。「すごく乗りやすい。整備はしないで準決のタイヤで臨む。何も考えずに一生懸命逃げるだけです」。無心で逃げる若武者が、優勝争いのダークホースに浮上してきた。