1予9Rは“最強の2班”近藤隆司(31=千葉)が、打鐘4角すぎからのロングまくりで制した。近畿勢が先制し、近藤は7番手。だが、すかさず巻き返して、最後はライン3人での上位独占に成功した。「昔はじっくり構えてしまったけど、今は早めに動くことを心がけている。中団の外まで行くと、意外と風も来ないんですよ」と、してやったりの表情だった。

 前場所の地元千葉G3では3連勝で決勝に進み、決勝では海老根恵太の優勝に貢献する逃げに出た。「今まで食事に気をつけていたけど、さすがに地元記念のあとは3日間は食べたいものを食べました」と、好物のハンバーガーなどを思う存分ほおばったそうで充電もバッチリ完了済みだ。

 2予ではオールスター初日1R以来となる石毛克幸との連係となる。暴走気味? で初日敗退となっただけに、2予の走りに注目だ。