伊豆で行われたアジア選手権から中2日で参戦した雨谷一樹が、9R予選で3番手からまくり気味に追い込み快勝した。

 自ら動いて、カマしてきた長尾拳太-小林卓人の3番手を取れたのが勝因だ。約1カ月、実戦から遠ざかっており「レース前はすごく緊張しました。1走したことでほぐれると思います。アジア選手権の疲れもないです。準決は強い人と当たるし挑戦者の気持ちでいきます」。ここ7場所は準決が壁になっているが、大先輩・中村淳のガードが見込めるのは大きい。大激戦の準決9R、チームスプリントで銅メダルを獲得したダッシュ力を見せつける。