準決9Rで松岡健介が5番手からまくり気味に追い込み、デビューから約13年半で通算300勝を達成した。

 「前回(いわき平)からいい感じだった。疲れている中で自転車と体がいい感じでマッチしている」と笑顔を見せた。いわきG3では決勝に進出したが、F1では準決で取りこぼすことが多く「やっと乗れました」と昨年12月熊本以来の決勝にほっとしていた。昨年は自転車を乗り換え続けたが、結果が出なかった。「いい道具なら成績が伴うと思っていた。しっかり練習することが大切ですね。基本に戻りました」。同県の筒井裕哉がいるだけに14年9月高知以来の優勝は譲れない。